ナオミ・ミズノ;フィグ

ナオミ・ミズノ(Naomi Mizuno)は2007年のワールドチョコレートマスターズ優勝など、実力派として知られています。その水野直己氏がシェフパティシエを勤める洋菓子マウンテンは、2013年、2014年に大きな台風や豪雨で相次いで被災。その困難を乗り越えて、2016年7月に福知山市猪崎で念願の新店舗のオープンを果たされました。お客さまからの熱い声援は以前と変わらずということです。

フィグのパッケージは透明な瓶。蓋が赤い人工皮革で覆われていて、おしゃれです。
ナオミ・ミズノ;フィグ

中にはビターチョコレートでコーティングした粒チョコレートが入っています。商品説明によると「ブランデーで香りづけしたイチジクを、チョコレートで包み込」んだそうです。
ナオミ・ミズノ;フィグ
しっとりとやわらかくなったセミドライのイチジクをほんのり甘いミルクチョコレートでコーティングしてあります。ブランデーの香りは控えめです。イチジクの奥歯にチミチミと当たる歯応えが楽しくて、パクパク食べてしまいそう。危ない、危ない。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

お値段は1,296円。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆☆
その他:思ったよりも賞味期限が短いので注意
ღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღ
製品名:フィグ
種類別名称:チョコレート菓子
原材料:いちじく、カカオマス、砂糖、ココアバター、ココアパウダー、洋酒、乳化剤(大豆由来)、(原材料の一部に乳を含む)
内容量:85g
製造者:水野直己(洋菓子マウンテン)
ღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღ

アンリ・ルルー;ヴォヤージュ・オ・ジャポン

フランス、ブルターニュにお店を構えるアンリ・ルルー(HENRI LE ROUX)は、塩バターキャラメルC.B.S.で有名なブランドで、塩スイーツの先駆者として名が知られています。それまでフランスでは料理に塩を使う習慣がなかったため、甘さに塩味を効かせたのがとても評判になったのだそうです。ジュリアン・グジアン氏は、2010年にアンリ・ルルーを継ぎC.C.C.で欠かすことのできないショコラティエに選出されるなど、老舗に新たなドラマと革新を巻き起こしています。
日本ではヨックモックが代理店となって展開しているため、ウェブサイトや商品の説明書等も丁寧に作られていて印象良く思います。海外製品でよく見るあのバラつき具合を外国の香りと見なす人もいますが、私はこういう消費者に向けた真摯な姿勢に好感を持ちます。

ヴォヤージュ・オ・ジャポン(VOYAGE AU JAPON)です。この美しい箱のデザインは、京友禅の老舗千總(ちそう)とコラボレーションしたもの。花車です。車輪に四季折々の花が絡まり咲き乱れます。箱の側面には様式化された吉祥文様が並んでいます。
アンリ・ルルー;ヴォヤージュ・オ・ジャポン

日本の素材から刺激を受けた「キョウト」「ユズ・マント」「ユズ・バジリック」「ゴマ」と、ブランドの故郷・ブルターニュを感じるショコラを、それに日本の伝統文様を組み合わせて、ブルターニュと日本をつなぐ穏やかな海に想いを馳せたそうです。アンリ・ルルー;ヴォヤージュ・オ・ジャポン

キョウト(Kyoto)です。商品説明によると「レモンの皮を混ぜたほうじ茶のプラリネを、ショコラ・ノワールでコーティング。ほうじ茶の香ばしい香りの後に、レモンの香りの余韻が感じられるボンボン・ショコラ。天面には、七つの宝を表し、周年を祝うに相応しい日本の伝統文様“ 七宝柄 ”をあしら」ったそうです。こちらは先日、サロン・デュ・ショコラのトークショーで試食したので二度目。
アンリ・ルルー;ヴォヤージュ・オ・ジャポン
ビターチョコレートの苦味の中からじんわりと染み出てくる甘味を楽しんでいると、ほうじ茶の温かい香りとプラリネの香ばしさが広がり、次いでレモンの透き通った酸味で味が引き締まりました。ビターチョコレートの苦味で最後まとまるのがおいしいです。ザクザクとした歯応えも楽しい。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆
その他:冬の香りがします

ユズ・マント(Yuzu Menthe)です。商品説明によると「ユズを使用したガナッシュに、ミントをプラス。ミントの新鮮な風味と爽やかさを追求したボンボン・ショコラ。天面には、牡丹、梅、鉄線などさまざまな季節の草花をあしら」ったそうです。これも先日、サロン・デュ・ショコラのトークショーで試食したので二度目。
アンリ・ルルー;ヴォヤージュ・オ・ジャポン
ユズとミントという珍しい組み合わせ。柑橘系の中では穏やかな酸味のユズに青々しい新鮮なミントの香りが清涼感を伴って響きます。ミントも比較的甘い香りの品種を使っています。ビターチョコレートの上質な苦味が効いています。滑らかな口溶け、余韻の長さに心が満たされます。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆☆
その他:ミントの青い香りが素敵

ゴマは白胡麻をトッピングしたボンボンショコラです。商品説明によると「ゴマを使ったプラリネをショコラ・ノワールでコーティング。2代目シェフ ショコラティエ ジュリアン・グジアンが日本で出会った白胡麻からインスピレーションを受け、完成したショコラ」だそうです。
アンリ・ルルー;ヴォヤージュ・オ・ジャポン
ビターチョコレートの中から炒った胡麻の芳しさが一気に広がります。奥歯にミシミシと胡麻の歯応えがして楽しい。余韻にビターチョコレートのしっかりとした苦味とナッツのまろやかで濃厚な香りが続きます。厚みの薄いボンボンショコラで口当たり軽め。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:胡麻の風味がたまりません

サラジンヌは蕎麦の実がトッピングされているボンボンショコラです。商品説明によると「ブルターニュの画レットに使用されるサラザン(蕎麦)の実で香りづけした生クリームでガナッシュを作り、ショコラ・ノワールでコーティング」したものだそうです。
アンリ・ルルー;ヴォヤージュ・オ・ジャポン
口に運ぶとすぐに、穀物の中では鋭いツンとした蕎麦の香りが鼻に抜け、次いでビターチョコレートの上質な酸味が広がります。滑らかな口溶けとは対照的なトッピングの蕎麦の実の歯応え。やわらかい質感。舌の上に乗せると、体温で溶けてそのまま潰れていくのが楽しく、自然とまぶたが下がります。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:蕎麦の実トッピング

C.B.S.(セ・ベー・エス)は表面に三本の筋が入ったボンボンショコラです。商品説明によると「アンリ・ルルーのスペシャリテC.BS.(塩バターキャラメル)をショコラ・ノワールでコーティング」したものだそうです。
アンリ・ルルー;ヴォヤージュ・オ・ジャポン
アンリ・ルルーといえば塩キャラメルというくらい有名なスペシャリテをボンボンショコラにしたものです。センターはキャラメルなのでガナシュと比べたら歯に抵抗を感じます。チョコレートのすっきりとした苦味のあと、塩キャラメルのなんともいえない濃厚なバターの風味が続き、その後サクサクとした食感のナッツが加わります。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:バターの香りが濃厚

ユズ・バジリック(Yuzu Basilic)です。商品説明によると「ユズの酸味とバジルの苦み(青さ)をあわせ、バジルの独特の風味をたたせました。天面には、末広がりを意味する日本の伝統文様“青海波”をあしらい、ブルターニュと日本の繋がりを表現し」たそうです。これも先日、サロン・デュ・ショコラのトークショーで試食したので二度目。
アンリ・ルルー;ヴォヤージュ・オ・ジャポン
バジルの青い香りを支えるように柚子のやさしい酸味が響きます。なめらかな口溶け。ゆるやかに広がるフルーティーな酸味。シェフは、日本に対して緑のイメージを強く感じているようですね。これが海なら春の日差しに照らされる穏やかな波のようです。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:余韻の長さも魅力

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

お値段は3,132円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:美しくて美味しくて大満足
ღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღ
製品名:ヴォヤージュ・オ・ジャポン
種類別名称:チョコレート菓子
原材料:砂糖、カカオマス、クリーム、ココアバター、ごま、アーモンド、バター、水飴、ヘーゼルナッツ、全粉乳、そば、転化糖、部分脱脂乳、柚子パウダー加工品、クルミ、ぶどう糖、ほうじ茶、ミント、バジル、食塩、レモン果汁、コーヒー、ソルビトール、乳化材、香料、着色料(酸化チタン、黄4、黄5、ウコン、青1)、糊料(カラギナン)、(原材料の一部に大豆を含む)
内容量:6個
原産国:フランス
販売者:(株)ヨックモック
ღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღ

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

クラウス ゲランド塩キャラメル
価格:573円(税込、送料別) (2017/2/14時点)

サロン・デュ・ショコラ2017 オテル・デュ・キャップ エデン=ロック リリアン・ボンヌフォア氏 デモンストレーション

サロン・デュ・ショコラ2017で開催されたオテル・デュ・キャップ エデン=ロック リリアン・ボンヌフォア氏のデモンストレーションに参加しました。

オテル・デュ・キャップ エデン=ロック(HOTEL DU CAP-EDEN-ROC)は南仏コート・ダジュールにある1870年創業の名門リゾートホテルです。シェフパティシエを勤めるリリアン・ボンヌフォア氏は1996年から現職。2008年にコートダジュール最優秀パティシエ賞を受賞されました。各国セレブリティが集まるリゾートホテルで腕をふるっています。2015年には自身のお店もオープンし、先日私も行った銀座三越の銀座スイーツコレクションに出店されていました。ずいぶん大好評だったようで出店初日で注目の商品はすっかり売り切れていました。
サロン・デュ・ショコラ2017 オテル・デュ・キャップ エデン=ロック リリアン・ボンヌフォア氏 デモンストレーション
今回はブランボワーズのモアルーショコラ、つまり、フォンダンショコラの実演でした。

これはセンター部分のフランボワーズのピューレを作っているところ。
サロン・デュ・ショコラ2017 オテル・デュ・キャップ エデン=ロック リリアン・ボンヌフォア氏 デモンストレーション
この色、見ているだけで口の中に甘い香りが広がります。

こちらが試食品です。
サロン・デュ・ショコラ2017 オテル・デュ・キャップ エデン=ロック リリアン・ボンヌフォア氏 デモンストレーション
トッピングには、フレッシュとフリーズドライの二種類の質感の異なるフランボワーズを飾っています。

ナイフを入れると中からフランボワーズのピューレが流れ出しました。お見事です。
サロン・デュ・ショコラ2017 オテル・デュ・キャップ エデン=ロック リリアン・ボンヌフォア氏 デモンストレーション
プラスチックの小さなスプーンだったのですが、そんな華奢なものでも全く問題がないくらいにやわらかく、プリンのような滑らかさでした。底の方まで、最後の一口までとろとろ。濃厚ながら決して重くなく、フランボワーズとチョコレートのバランスはまさに完璧です。憧れのホテルのデセールを日本で食べられて最高の気分でした。

サロン・デュ・ショコラ2017 ドゥバイヨル ロイック・ブランダン氏 トークショー

サロン・デュ・ショコラ2017の最終日も大いに賑わいました。東京国際フォーラムでは、地下一階の当初予定していたの行列スペースからさらに中継する始末。
サロン・デュ・ショコラ2017

行列の先頭をたどると展示会場のある地下二階まで続いています。
サロン・デュ・ショコラ2017

会場内はどこも満員電車のような状態。既に完売してしまっているブランドの前だけがやたら空いています。
サロン・デュ・ショコラ2017
泣いても笑っても、この日でサロン・デュ・ショコラ東京は終わり。連日チョコレート三昧で口の中が甘ったるくて仕方がないのに名残惜しいので、無駄に展示会場内をうろついてしまいました。

サロン・デュ・ショコラ2017で開催されたドゥバイヨル、ロイック・ブランダン氏のトークショーに参加しました。

ドゥバイヨル(DEBAILLEUL)は繊細で気品ある味わいと、アーティスティックな感性が共存。伝説のM.O.F.職人マルク・ドゥバイヨル氏の精神と技術を受け継いだ職人たちが生み出す芸術的なショコラで、世界中の美食家たちを虜にしているメゾンです。

トークの前に今年のテーマ「ハイクレア ティータイム」のイメージビデオが流れました。中世ヨーロッパに多く存在したマナーハウス(貴族の邸宅)とキッチンからインスピレーションを受けたということで、優雅なティータイムが演出されていました。私、こういう世界感が大好きなのでこの時点で既に夢見心地。

うっとりしちゃうので、ここにも動画貼っておきます。

ドゥバイヨルは、現在はベルギー在住のロイック・ブランダン氏がショコラ部門の指揮を取っています。

ロイック・ブランダン氏はフランス、ノルマンディのご出身で、ノルウェー人の女性と知り合ったことをきっかけにベルギーに移住。創始者のマルク氏の下で修行を重ね、彼から品質の維持と全チーム総出で最上のものを作ることの大切さを教わったそうです。

そして、今年のテーマ「ハイクレア ティータイム」に合わせて、チョコレートとティーの組み合わせを試食します。チョコレートは、左からジュリエット、オランジェット、シャーロットで、どれも以前食べたことがあるものばかり。いわばドゥバイヨルの定番商品です。飲み物はトワイニングのラージ リーフ ティーバッグ トゥーシーズンズ ダージリンです。そういや、トワイニングもドゥバイヨルと同じ片岡物産の取り扱いブランドでしたね。

飲み物と食べ物を組み合わせて楽しむことをマリアージュとよく言いますが、その場合、ワインなどのアルコールとの組み合わせを楽しむ印象が強いので、ドゥバイヨルではアルコール以外の飲み物の時は「ハーモニー」と呼んでいるそうです。ちなみに、丸の内オアゾにあるドゥバイヨルのカフェではお酒とのマリアージュが楽しめます。

チョコレートはそれぞれ4分割されており、最初の一欠片はそのまま、次のは紅茶と組み合わせて、三つ目の欠片はこの後提供されたコーヒーと組み合わせて頂きました(残った一つの欠片は各自お好みで)。

ジュリエット(JULIETTE)です。商品説明によると「口溶けの良いキャラメルをミルクチョコレートでコーティング」したものです。

シェフは、これとコーヒーの組み合わせをお勧めしていました。キャラメルとコーヒーが補完しあうとのこと。

オランジェット(ORANGETTE)です。商品説明によると「オレンジピールをビターチョコレートでコーティング」したものです。

シェフは、オレンジの苦味との相性が良いのでアルコールの組み合わせをお勧めしていました。

シャーロット(CHARLOTTE)です。商品説明によると「深煎りヘーゼルナッツのプラリネ入りビターチョコレート」です。

シェフはダージリンと最も組み合わせが良いのが、このシャーロットだとお勧めしていました。

このトークショーでは、バロタンに入ったお土産がついてきました。ちょっと覗いてみたらロシェでした。また別の機会に紹介します。

帰り、関係者の方にそろそろ引き出しを作ってくださいと無茶なお願いをしてみました。素敵なパッケージはとても捨てられなくて、毎年買い足していくうちにかなり溜まりました。これが引き出しにスタッキングできるようなラックが欲しいと思ったので。結構、そういうドゥバイヨルファン多そうな気がするんだけど、皆様どのような活用されているんでしょうか。