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成分・効能 Archive

朗報!? ビター・チョコレートで肌のシワが軽減する?

お肌のシワにビターチョコレートが効く?

朗報!? ビター・チョコレートで肌のシワが軽減する?
日光に含まれる紫外線を毎日浴び続けることが、シワが増える原因となることは知られているが、毎日ビター・チョコレート(英語では「dark chocolate」が一般的)を食べることによりそのシワを軽減させられるという研究が発表された。

これはチョコレートの主な原料であるカカオ豆に含まれる天然の抗酸化成分「フラバノール」が、紫外線による肌の老化防止に有効に作用するからと見られる。

プライベート医療の中心地、ロンドンのハーレー・ストリートにある皮膚科専門クリニック「European Dermatology London」の研究チームが行ったリサーチにより、毎日ビター・チョコレートを2、3かけら程食べるだけでシワを防ぎ、さらには皮膚ガン発症率も下げることにつながるだろうということが分かった。

研究者はフラバノールを多く含んだビター・チョコレートを食べた被験者の方が、フラバノールが少ないチョコレートを食べた人たちよりも、シワの原因になる紫外線が皮膚に与える影響が少なかったことを発見した。

しかし、残念ながら、現在一般的に市販されているビター・チョコレートのなかには、研究用に使われたチョコレートのように多量のフラバノールを含んでいるものはないという。研究者は「主な仕組みはフラバノールの持つ抗炎作用と抗酸化作用だろう。しかし、市販のチョコレートにはそのような効果はない」とコメントしている。

2009.11.05 ジャーニー

地球食チョコレート ビターチョコレート

カフェイン

チョコレートもコーヒーも大好きな私はまぎれもないカフェイン愛好者。
でも、チョコレートを食べ過ぎて不眠を感じたことはないので、
コーヒーと比べればチョコレートのカフェインはわずかなんじゃないだろうか。

調べてみましたところ、実際チョコレートに含まれるカフェインはかなり微量。

五訂食品成分表からめぼしい食品をピックアップしますと、こんな感じ。

可食部100gあたりのカフェイン量
玉露(抽出条件:茶10g/60℃60ml、2.5分):0.16g
煎茶(抽出条件:茶10g/90℃430ml、1分):0.02g
ウーロン茶(抽出条件:茶15g/90℃650ml、0.5分):0.03g
紅茶(抽出条件:茶5g/熱湯360ml、1.5分~4分):0.03g

コーヒー(抽出条件:コーヒー粉末10g/熱湯150ml):0.06g

純ココア:0.2g
ミルクチョコレート:トレースレベル(記述限界値以下)

成人1日あたり0.3gを越えるカフェインを摂取すると、カフェイン中毒の症状が出てくる可能性があるようですので、玉露は2杯、コーヒーは5杯が限界ですね。
チョコレートの含有量は極めて低いので、心配要らないみたい。

カフェイン
純正化学(株)のMSDS(化学物質等安全データシート)の無水カフェインによると急性症状としては、「経口摂取の場合は、めまい、吐き気、嘔吐、動悸、震え」があるそうです。

LD50は192mg/kg。つまり成人60kgだと11.52g摂取すると命の危険があるってことですが、インスタントコーヒーの粉100gでさえカフェインは4gしか含まれませんので、コーヒー飲みすぎて死んじゃうことはなさそうです。

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デキストリン

柔らかい滑らかな口溶けのチョコレートによく入っている食品添加物、デキストリン (dextrin) 。

三省堂提供「大辞林 第二版」によると、

デンプンを酵素・酸などで分解して得られる種々の中間生成物の総称。白色または淡黄色の粉末で、やや甘味がある。水に溶けて粘着性を示す。糊剤(こざい)・乳化剤・酒造原料として用いる。糊精。

糊剤、つまり、のりだ。

Wikipediaによると

食物繊維の一種であり、デンプンの加水分解により得られる。多糖に分類され、デンプンとマルトースの中間にあたる。

でん粉と麦芽糖の中間か。かなり平凡・安全な感じですね。

さらに性質。

構造中に多数のヒドロキシ基を持つため水溶性である。ただし、分子量の増加とともに水への溶解性は低下していく(難溶性デキストリン)。また、生体内では、アミラーゼによってマルトースに分解され、最終的にグルコースとなる。

難溶性デキストリンはダイエット用あるいは便秘改善のためのサプリメントや健康食品にも使われています。

日本食品機能研究会によると、

難消化性デキストリンは、加熱処理した馬鈴薯デンプンをアミラーゼで加水分解し、未分解物より難消化性成分を分取して脱塩、脱色して調製される水溶性食物繊維です。デキストリンは構成糖がD-グルコースで、古くから食品に利用されて食経験も十分にある極めて安全な食品素材です。事実、FAO/WHOにおいては1日摂取許容量の上限値を明確に定める必要がない極めて毒性の低い食品素材として分類されています。また、難消化性デキストリンにはミネラルの吸収阻害がないことも確認されています。

その他の使用例としては、「化粧品パウダーファンデーションなどの粉状化粧品を固形化するための結合剤として、あるいはクリーム状化粧品の粘度調整や皮膚への吸着のために用いている」らしい。

より詳細は国立健康・栄養研究所を参照ください。

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植物油脂

チョコレートに添加する植物油脂はココアバターと良く似た構造を持つシス脂やサル脂などです。

シス脂(シアバター)は中央アフリカを主な栽培地域とする「シア」の木のナッツから搾取された、バターのようなオイルです。35-45度で溶けるので、手のひらにとって、やわらかくのばして使います。。約50%のオレイン酸、約40%のステアリン酸、その他、パルミチン酸、リノール酸、各ビタミン類などが含まれています。トリテルペンアルコールというワックス成分が多いことが特徴です。ロクシタンのシアバターを愛用していますが、非常に伸びが良く保湿性が高いので、使い勝手が良いですね。

シアの木

シアの木
シアの実
シアのナッツ

サル脂(サルバター)もシア脂と同じくスキンクリームや石鹸に良く使われます。サル樹木(Shorea Robusta;別名、沙羅双樹)のナッツから精製し、約50%のステアリン酸、約40%のオレイン酸、その他、パルミチン酸、リノール酸、各ビタミン類などが含まれています。紫外線から肌を守る効果もあるらしいです。

ところで、植物油脂は体に悪いと言われますが、それはトランス脂肪酸が多く含まれるから。
トランス脂肪酸は悪玉コレステロールの量を上昇させ、高脂血症などの循環器系の病気の原因になると言われています。また、飽和脂肪酸(主に動物性脂肪)の過剰摂取は生活習慣病の発生要因。取りすぎは禁物です。

これらが上記シア脂やサル脂に含まれるかと言うと、主成分のオレイン酸はシス型不飽和脂肪酸ですから体に良いといわれるオイルです。一方、ステアリン酸は飽和脂肪酸ですから過剰摂取はダメ。ちなみに、パルチミン酸は飽和脂肪酸、リノール酸はシス型不飽和脂肪酸です。

少なくとも、チョコレートについては、トランス脂肪酸の心配はなさそうですね。

そもそも、ココアバターの成分はオレイン酸が約36%、パルミチン酸が約30%、ステアリン酸が約35%らしいですので、それがシア脂やサル脂に代わっても、健康的な影響は変わらないということです。



さて、植物油脂はチョコレート の分類と大きく関わりがあります。

日本を始めアジア各国のチョコレートは欧米のものと比べて植物油脂を多く含みます。コストの話もあるかと思いますが、ココアバターよりも融点の高い植物油脂を加えることで、加工性や舌触り、夏場の保存性を高める目的があると言われています。

外国産のオーガニックやフェアトレードチョコレートが夏場出回らないのは、溶けちゃうからなんですね。

しかし、伝統ののチョコレートを愛するオランダ、ベルギー、スイスなどが、植物油脂を含むものはチョコレートと呼べないと主張したことがあります。日本はもちろん強固に反対しましたが、2003年チョコレートの国際規格(コーデックス規格)は植物油脂を5%を限界として含むものもチョコレートと呼べることに決定しました(※1)。

The addition of vegetable fats other than cocoa butter shall not exceed 5% of the finished product, after deduction of the total weight of any other added edible foodstuffs, without reducing the minimum contents of cocoa materials.

カカオバター以外の植物性油脂の追加は、ココアバターの最小含有量を減量せずに、他に添加した材料を差し引いた後の完成品重量の5%を超過しないものとします。

ベルギーのメーカーはこの決定が許せなかったのか、「我々のチョコレートが本物」とピュアココアバター推進運動を行ったため、ベルギーチョコレートは世界的に有名になったらしいです。

良い機会になので日本のチョコレート分類について調べてみました。
まず、全国チョコレート業公正取引協議会の分類によるとチョコレート類は8種類に分かれます。

1. チョコレート:チョコレート生地のみ、チョコレート生地が全体の60%以上のチョコレート加工品

2. 準チョコレート:準チョコレート生地のみ、準チョコレート生地が全体の60%以上のチョコレート加工品

3. チョコレート菓子:チョコレート生地が全重量の60%未満にチョコレート加工品

4. 準チョコレート菓子:準チョコレート生地が全重量の60%未満のチョコレート加工品

5. カカオマス:カカオニブ(カカオビーンズからシェルを技術的に可能な限り除いたもの)を、そのまま機械的方法により磨砕したもの(アルカリ処理等をしたものを含む)

6. ココアバター:カカオビーンズ、カカオニブ又はカカオマスから得られた油脂で、シェル又はジャームの脂肪分を天然に含んでいる量以上に含まないもの

7. ココアケーキ:カカオニブ又はカカオマスから機械的方法等により、脂肪分の一部を除いたもの

8. ココアパウダー:狭義のココアパウダーは、ココアケーキを粉砕したものでココアバターが全重量の8パーセント以上あり水分が全重量の7パーセント以下の、バニラ系の香料以外のものを含まないもの。ココアバターが8パーセントに満たないものは脱脂ココアパウダーと呼ばれる。広義のココアパウダーには、ココアパウダー、脱脂ココアパウダーに、バニラ系以外の香料、香辛料、ビタミン、ミネラル等を3パーセント未満加えたものも含まれる。

9. 調整ココアパウダー:ココアパウダーに糖類だけを加えたものでは、ココアパウダーが全重量の32パーセント以上、水分が全重量の7パーセント以下のもの。ココアパウダーに乳製品又は糖類以外の他の可食物を加えたものでは、ココアパウダーが全重量の20パーセント以上、水分が全重量の7パーセント以下のもの。 ココアパウダーに糖類及び乳製品又は他の可食物を加えたものでは、ココアパウダーが全重量の10パーセント以上、水分が全重量の7パーセント以下のもの

さらに、チョコレート生地と準チョコレート生地は、以下の基準が適合されます。

チョコレート生地
準チョコレート生地
基本
カカオ分の代わりに
乳製品を使用
基本
カカオ分
35%≦
21%≦
15%≦
(うちココアバター)
(18%≦)
(18%≦)
(3%≦)
脂肪分
18%≦
乳固形分
任意
カカオ分とあわせて35%≦
任意
(うち乳脂肪)
(任意)
(3%≦)
(任意)
水分
3%≧
3%≧
3%≧

日本のチョコレートは原材料名だけを見てもココアバターの量がわかりません。しかし、原材料名は含有量が多い順に表記することになっていますので、ココアバターが前の方に書かれているものは、よりチョコレートらしい味わいがあるということになります。

※1:CODEX STANDARD FOR CHOCOLATE AND CHOCOLATE PRODUCTS
※2:チョコレート類の表示に関する公正競争規約(pdf)

グラスショコラアソートL

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