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デキストリン

柔らかい滑らかな口溶けのチョコレートによく入っている食品添加物、デキストリン (dextrin) 。

三省堂提供「大辞林 第二版」によると、

デンプンを酵素・酸などで分解して得られる種々の中間生成物の総称。白色または淡黄色の粉末で、やや甘味がある。水に溶けて粘着性を示す。糊剤(こざい)・乳化剤・酒造原料として用いる。糊精。

糊剤、つまり、のりだ。

Wikipediaによると

食物繊維の一種であり、デンプンの加水分解により得られる。多糖に分類され、デンプンとマルトースの中間にあたる。

でん粉と麦芽糖の中間か。かなり平凡・安全な感じですね。

さらに性質。

構造中に多数のヒドロキシ基を持つため水溶性である。ただし、分子量の増加とともに水への溶解性は低下していく(難溶性デキストリン)。また、生体内では、アミラーゼによってマルトースに分解され、最終的にグルコースとなる。

難溶性デキストリンはダイエット用あるいは便秘改善のためのサプリメントや健康食品にも使われています。

日本食品機能研究会によると、

難消化性デキストリンは、加熱処理した馬鈴薯デンプンをアミラーゼで加水分解し、未分解物より難消化性成分を分取して脱塩、脱色して調製される水溶性食物繊維です。デキストリンは構成糖がD-グルコースで、古くから食品に利用されて食経験も十分にある極めて安全な食品素材です。事実、FAO/WHOにおいては1日摂取許容量の上限値を明確に定める必要がない極めて毒性の低い食品素材として分類されています。また、難消化性デキストリンにはミネラルの吸収阻害がないことも確認されています。

その他の使用例としては、「化粧品パウダーファンデーションなどの粉状化粧品を固形化するための結合剤として、あるいはクリーム状化粧品の粘度調整や皮膚への吸着のために用いている」らしい。

より詳細は国立健康・栄養研究所を参照ください。

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用語・雑学
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