ボナ;マラニョン

ボナ(BONNAT)は1884年にフランスの南東、アルプス山脈の麓にある街ヴォアロンで創業。1904年に世界で初めてシングルオリジンビーンズチョコレートの製造に成功し、現在のステファン・ボナ氏で4代目。去年創業130周年を迎えました。誰もが認めるシングルオリジンの先駆けであり、今年のサロン・デュ・ショコラのテーマであった「ビーン トゥ バー」のパイオニア。カカオの栽培、現地生産者とのコミュニケーションからチョコレートを創造する、いわば「ツリー トゥ バー」「ヒューマン トゥ バー」のブランドです。そのチョコレートは、産地別にワインの特級産地になぞらえた呼称を充て「グランクリュ・シリーズ」として、現在25種類を販売しています。

サロン・デュ・ショコラでマラニョン(Maragnan)を買いました。オレンジ色のパッケージにはフランス、ヴォアロンのシンボルである聖ブルーノ教会が描かれています。クラシックな雰囲気が漂います。
ボナ;マラニョン

中身は小さなブロックで刻まれたビターチョコレートバーが入っています。中央にブランド名があります。商品説明によると「その昔、世界最高のカカオと称され、幻となっていたマラニョンがBONNATによって復活。ブラジル国境付近、マラニョン渓谷で育っていたそのカカオ豆は、1800年代後半『世界最高のカカオ』と称されたほどでしたが、”ヴァッソーラ・デ・ブルッシャ(魔女のほうき)”と呼ばれる病気がブラジル中の農園を襲い、絶滅したとされていました。2012年、BONNATの取引業者が、普通ではカカオの木が育たぬような場所で、30本ほどのカカオの木を発見、実を獲り、遺伝子分析をしたところ、それがマラニョンだったのです。マラニョン種で最後のチョコレートをつくったのは現オーナー、ステファン・ボナの父、レイモンド・ボナ。そして偶然が重なった奇跡から蘇ったマラニョンを再び復活させたのは奇しくも、ステファン氏である。フルーティーな酸味が特徴的ですが、全てにバランスがとれマイルドで素晴らしい味わい」だそうです。
ボナ;マラニョン
硬くて小さめのブロックなので、割るのに少し苦労します。欠片を口にすると、深い苦味が舌の上に広がります。幻のカカオの味です。実にまろやかで深みがあり、フルーツを思わせる風味が華やか。ねっとりと絡みつくような溶け方で口当たりが滑らかです。
正直言うと、ボナの今まで食べたタブレットと比較して、抜きん出ておいしいと言えるようなものではないのですが、一度は失われたと思われた遺伝子が甦り、今こうして味わえるというのはとても感慨深いものがあります。
お値段は2160円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:これぞロマン
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製品名:ボナ タブレット マラニョン
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオ、カカオバター、砂糖
内容量:100g
原産国:フランス
輸入者:(株)STEPS-M
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ボナ;マラニョン」への2件のフィードバック

  1. lovechoco 投稿作成者

    なんたって、ビーン トゥ バーの代名詞ですもんね。
    私も、もっとボナのチョコレートを食べて、味の基本をつかみたいです。

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