アンリ・ルルー;5タブレット受賞ショコラ詰合せ

サロン・デュ・ショコラでアンリ・ルルーの5タブレット受賞ショコラ詰合せを買いました。

アンリ・ルルー(HENRI LE ROUX)氏は1977年、フランスのブルターニュ地方キブロンにルルー(Le Roux)を開店しました。当時チョコレートの先進国だったスイスの製法をフランスに伝え、さらにキャラメル職人としても世界に名を馳せました。フレンチショコラの礎を築いた一人であり、M.O.F.のショコラ部門の審査員を長年勤めるなどその功績は偉大です。
2006年に日本のヨックモックから引き合いがあり、アンリ・ルルー氏は後継者ジュリアン・グジアン氏に後を任せて2011年引退されました。ジュリアン・グジアン(Julien Gouzien)氏は創立者の精神と技術を見事に継承し、C.C.C.の欠かすことのできないショコラティエのリストにも当然のように名前を連ねています。また、2006年からは石井真己登氏がディレクターとなってブランドを支えています。日本ではヨックモックが代理店となって展開しています。きちんとした日本の代理店が入っているブランドはウェブサイトや商品の説明書等も丁寧に作られていて印象良く思います。

5タブレット受賞ショコラ詰合せです。パッケージはチョコレート色を基調にした紙箱で銀色のロゴ。箱の半分を覆うくらいの大きな赤いリボンで飾られています。
アンリ・ルルー;5タブレット受賞ショコラ詰合せ

中には5種類のボンボンショコラが入っています。左上から時計回りに、タタン、ソワジック、トラヴィアータ、イゾルデ、ベネズエラ・レです。これらは全て2013年のC.C.C.で5タブレットを受賞したもの。すごいラインナップです。
アンリ・ルルー;5タブレット受賞ショコラ詰合せ

タタンは端に2本のラインが入ったビターチョコレートのボンボンショコラです。商品説明によると「リンゴのコンポートのパート・ド・フリュイの上にリンゴ果汁を含んだリキュールのガナッシュを重ね、ショコラ・ノワールでコーティング」したものだそうです。
アンリ・ルルー;5タブレット受賞ショコラ詰合せ タタン
コーティングのビターチョコレートのすっきりとした苦味の後、舌の体温でボンボンショコラが溶けると、リンゴのとても甘く華やかな香りが強烈なまでに広がります。センターは二層になっていて、上がガナッシュ、下がパート・ド・フリュイ(ジュレ)です。リンゴの酸味がチョコレートの苦味と合わさって、まるでリンゴとバターをたっぷりと使ったアップルパイのよう。焦がした香りの演出はさすがです。これ、すごくおいしい。
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆
その他:リンゴのおいしいところを全部閉じ込めたみたい

ソワジックは対角線上にラインが入ったビターチョコレートのボンボンショコラです。商品説明によると「ブルターニュ名産の蕎麦粉のサブレを合わせた自家製プラリネを、ショコラ・ノワールでコーティング」したものだそうです。
アンリ・ルルー;5タブレット受賞ショコラ詰合せ ソワジック
コーティングのビターチョコレートの軽やかな苦味を伴ってセンターのプラリネからナッツの芳しさが広がります。ナッツの温かみのある油脂の香り。その後にシナモンのような風味があると思ったら、なんと蕎麦の香りでした。サブレに入っている塩味もよいアクセントになっていて面白い。余韻に蕎麦の香りが強く残ります。
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆☆
その他:蕎麦がシナモンのように香ります

トラヴィアータは赤いバラのプリントがあるビターチョコレートのボンボンショコラです。商品説明によると「マンダリンのコンフィを合わせたマジパンと、バラとベルガモットのガナッシュをショコラ・ノワールでコーティング」したものだそうです。トラヴィアータはオペラの名作椿姫のことです。
アンリ・ルルー;5タブレット受賞ショコラ詰合せ トラヴィアータ
コーティングのビターチョコレートは舌の上でサッと溶けます。センターは二層になっていて、上にガナッシュ下にマジパンが入っています。オペラのプリマドンナのように華やかで女性的な味です。最初に飛び込んでくるのは柑橘の清涼感と酸味で、バラの香りが華やかさを添え、チョコレートの香りが最後に全体を整えます。マジパンの奥歯にざらつく食感が楽めます。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆☆
その他:芸術性の高いボンボンショコラです

イゾルデは白い花がプリントされたビターチョコレートのボンボンショコラです。胡椒は小花だからおそらくショウガの花でしょう。商品説明によると「生姜のマジパンとジャマイカンペッパーのガナッシュをショコラ・ノワールでコーティング」したものだそうです。イゾルテもワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルテ」からのネーミングです。
アンリ・ルルー;5タブレット受賞ショコラ詰合せ イゾルデ
コーティングのビターチョコレートは舌の上でサッと溶けます。センターは二層になっていて、上にガナッシュ下にマジパンが入っています。最初ショウガの清涼感が飛び込んできて、その後に胡椒の香りが続きます。胡椒の香りが鼻に上がり、それがチョコレートの香りと合わさってとてもフローラルで驚きます。ショウガとコショウどちらも強烈な個性のスパイスですがチョコレートのすっきりとした苦味とよく調和しています。後味にヒリヒリと刺激があるのまでおいしい。
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:オペラの官能的な響きが思い出されます

ベネズエラ・レはミルクチョコレートのボンボンショコラです。商品説明によると「ベネズエラ産カカオを原料としたチョコレートのガナッシュをショコラ・オ・レでコーティング」したものだそうです。
アンリ・ルルー;5タブレット受賞ショコラ詰合せ ベネズエラ・レ
このアソートで唯一コーティングがミルクチョコレートです。センターはシンプルなビターチョコレートのガナッシュです。まずミルクの香りが先行し、舌の上で溶けるとすぐにフローラルなカカオの香りが口の中を満たします。酸味は穏やか。香りと同じくらい甘く、とても上品な苦味。滑らかな口溶けはもちろん、余韻もやさしく長く続きます。コーティングがミルクチョコレートだからこそ、こんなにもやさしい味になるのですね。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆☆
風味:☆☆☆
その他:まろやかな味わいが魅力です

お値段は1,944円。
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
値段:☆☆☆☆
その他:贅沢極まりないアソート
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製品名:5タブレット受賞ショコラ詰合せ
種類別名称:チョコレート菓子
原材料:砂糖、カカオマス、クリーム、アーモンド、ココアバター、バター、水飴、全粉乳、そば、りんご、糖漬生姜、糖漬マンダリン、ぶどう糖、洋酒、パイナップル、紅茶、キャラメル、卵、胡椒、レモン果汁、食塩、生姜、ソルビトール、乳化剤、香料、pH調整剤、糊料(増粘多糖類)、着色料(酸化チタン、赤102、黄4、カラメル色素)、(原材料の一部に大豆を含む)
内容量:5個
原産国:フランス
販売者:(株)ヨックモック
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