ロバート・コーミア;果てしなき反抗-続チョコレート・ウォー

続きが気になってチョコレート・ウォーの続編を読みました。

前編が、アメリカの本にしちゃハッピーエンドでも何でもなくて、後味の悪さを残したまま終わってしまったので続きを知らずにはいられなかったんです。いじめに立ち向かったジェリー・ルノーは大怪我の後どうなったのか、秘密組織のトップは何事もなかったように卒業するのか、副学長だったブラザー・リオンが権威を維持したままで学院は平和なのか、前編で放置された問題は山積みでした。

この続編では、卒業を間直に控えた秘密組織のトップ連中の結束に亀裂が入り、卒業前のイベントを舞台に、前編から引きずってきた学園内のキシミがどんどん音を大きくし、それが次第に大きな歪みとなり、フィナーレに向かって学生達の心に後戻りのできない傷を作っていきます。

物語は前編以上に暗く、陰湿です。そして、またもや救いがありません。

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