ファブリス・ジロット;ショコラ詰め合わせ

1月21日にセミナーを受けたファブリス・ジロット(Fabrice GILLOTTE)氏のチョコレートです。セミナーで出たガナッシュが美味しかったので詰合せも食べてみたくなりました。とにかく凝った味の組み合わせが特徴のジロットですが、アソートセットはどんな楽しみが詰っているのでしょう。ワクワクします。

青い縁取りの箱と同色のベージュのリボンがついた詰め合わせは、4×7センチのとても小さなパッケージ。ショコラバーとセミナーで味を堪能しているから買おうと思うけど、普通はこの見た目で2310円は出せない。
ファブリス・ジロット(Fabrice GILLOTTE)

中にはこれだけのボンボンショコラが入っています。あんな小さいパッケージにこれだけ詰っているところに驚くでしょ。バロタンを開けると平べったいのが2枚、その下に長方体の細いのが4本並んでいます。きっちり詰って飾らないところが微笑ましいです。
左上から時計回りに、コンプレクシテ、カプリス、ソヴァジン、セザム、ギュイアンヌ、トンカです。
ファブリス・ジロット(Fabrice GILLOTTE)

コンプレクシテ(Complexité)はセミナーでも頂いているお馴染みの味。赤紫の細いラインが特徴の平べったいチョコレートです。
ファブリス・ジロット(Fabrice GILLOTTE)のコンプレクシテ
イチゴとバルサミコの甘酸っぱさが、カカオの苦味と相まって、複雑なバランスの良い風味が素晴らしいです。いつもテイスティングしている室温で頂くと、確かにセミナーのときよりもフローラルな香りが抑えられています。このチョコレートは何度食べても新鮮な味で飽きません。
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:名前どおりの複雑な味を楽しみましょう

カプリス(Caprice)は赤いラインの入った平べったいチョコレート。ファブリス・ジロット氏の地元であるブルゴーニュ産フランボワーズを使ったガナッシュをビターチョコレートで包んだチョコレートです。
ファブリス・ジロット(Fabrice GILLOTTE)のカプリス
フランボワーズの香りが爽やかに香り、その中にビターチョコレートの苦味が合わさります。こちらも名品です。ファブリス・ジロットの素晴らしいところは、この酸味の清々しさでしょうね。コンフィチュールからくるフルーツやフローラルな風味がとても強く出ますが、それを決してくどくならないように酸味で上手くバランスを取っているところが、絶妙です。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:酸味も甘味も苦味も楽しめます

ソヴァジン(Sauvagine)はジャンドゥーヤ、フランボワーズのパテ、バターヌガティーヌをビターチョコレートで包んだもの。
ファブリス・ジロット(Fabrice GILLOTTE)のソヴァジン
これまた凝った一品。黄色くみえる層はナッツの粗引きが入ったバターヌガティーヌ、その下にフランボワーズのジュレ、さらにヘーゼルナッツのジャンドゥーヤという組み合わせをビターチョコレートで包んでいます。舌の上で溶かすとジュレもヌガティーヌも溶けずに残るので、こちらは適度にかみながらいただきましょう。キャラメルのまろやかさとジュレの酸味が印象的な味です。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:ヌガティーヌとジュレが面白い味を演出します

セザム(Sésame)はアーモンドのプラリネにキャラメライズした胡麻のガナッシュを重ね、エクアドルのビターチョコレートでコーティングしたチョコレートです。
ファブリス・ジロット(Fabrice GILLOTTE)のセザム
こちらもセミナーで頂いているので2度目の実食。セミナーのときより焙煎の芳しさがサラッとして、アーモンドのまろやかな風味を強く感じます。サクサクしたゴマを噛む食感もおいしいです。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:ローストの風味も高く、楽しい味です

ギュイアンヌ(Guyane)はフランス領ギアナのこと。ミルクチョコレートガナッシュとキャラメライズしたシナモンシュガーをビターチョコレートで包んだチョコレートです。
ファブリス・ジロット(Fabrice GILLOTTE)のギュイアンヌ
ビターチョコレートの風味の良い苦さの中から、シナモンの清涼感が香るミルクチョコレートのガナッシュがミルクの香りをふんだんに放って広がります。ジロット氏の複雑な風味を楽しんだ後には面白さに欠けますが、それでもシナモンとミルクの焦がし香の絶妙なバランスには舌を巻きます。こんなに芳しいのに、これナッツが入ってないんだよね?スゴイことだと思います。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:シナモン好きにはうってつけ

トンカ(Tonka)はトンカ豆(ベネズエラのオリジナルスパイス)を使ったビターチョコレートです。
ファブリス・ジロット(Fabrice GILLOTTE)のトンカ
トンカ豆といえばルレ・デセールの会長フレデリック・カッセル(Frederic Cassel)氏もお気に入りのフレーバー。桜餅の香りのするギアナ原産の香料です。バニラにも近い清涼感はチョコレートのコクのある味と良く合いますが、強すぎると紫色のトイレの芳香剤のようになる嫌いがあります。
ビターチョコレートの苦味の中からトンカ豆のラベンダーに似たフローラルな香りが広がります。かなり好みの分かれる香りを、苦味でしっかりまとめています。甘すぎると途端に下品なになりかねない香りです。これを温かい部屋で食べたらキツイでしょうね。後味はバラのように良いのが印象的です。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:フローラルなチョコレートは冷やして食べましょう
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製品名:ファブリス・ジロット ショコラ詰め合わせ
種類別名称:チョコレート菓子
原材料:カカオマス、ココアバター、砂糖、生クリーム、ぶどう糖、転化糖、粉乳、バター、シナモン、トンカ豆、ごま、ゴマ油、食塩、ヘーゼルナッツ、アーモンド、ラズベリー、リキュール、バルサミコ酢、ストロベリー、パラチニット、香料、乳化剤(レシチン:大豆由来)、ソルビトール、ゲル化剤(ペクチン、リンゴ由来)、酸味料、着色料(酸化チタン、黄4、赤色102号)
内容量:6個
原産国:フランス
輸入者:(株)センチュリートレーディングカンパニー
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【2009 天満屋のバレンタイン】<カッセル>ショコラ詰合せ

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