アラモ・オリヴェイラ;チョコレートはもういらない

大西洋の真ん中、ポルトガル領アゾレス諸島(アソーレス)生まれの作家、アラモ・オリヴェイラ(Álamo Oliveira)の著書です。

主人公は老人ホームで余生を過ごすジョゼー・シルヴィア。アソーレスに生まれ、第二次世界大戦後に米軍からもたらされた「チョコレート」を代表する「豊かさ」に魅せられて、アメリカへ家族で移住する。移住先での苦難や家族の文化的アイデンティティの喪失が描かれます。

人はどこで生まれ、どう生きて、どこで死ぬのが幸せなのかを、悔いや怒りを込めて、訴えかけるジョー・シルヴィアの姿が心を打ちます。

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