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サロン・デュ・ショコラ;ショコラな人々(15個入り) その3

2017年、サロン・デュ・ショコラ東京は15周年を迎えました。それを記念して会場ではセレクションボックスが発売されました。ショコラな人々(LES GENS DU CHOCOLAT)です。
サロン・デュ・ショコラ;ショコラな人々(15個入り) その1

中には世界のトップショコラティエたちの似顔絵をプリントした新作や自信作15粒が入っています。各ショコラティエが「コレが私だ!!」と言えるマイNo.1ショコラを集めたスペシャルBOXです。
サロン・デュ・ショコラ;ショコラな人々(15個入り) その1
前々回前回に引き続き、残りの5個を紹介したいと思います。

今回は、金木犀 × チャンチャマイヨ63%〈パティシエ エス コヤマ〉、オルティ〈ジャン=シャルル・ロシュー〉、クンバワ〈オリヴィエ・ヴィダル〉、クリオロ〈パティスリー・サダハル・アオキ・パリ〉、シシュアン〈ダヴィド・カピィ〉です。

金木犀 × チャンチャマイヨ63%〈パティシエ エス コヤマ〉です。商品説明によると「金木犀の花の香りを生クリームに移し、チャンチャマイヨ63%と合わせました。味わいの立体感はまさに料理的な複雑さ」だそうです。
サロン・デュ・ショコラ;ショコラな人々(15個入り) その3
薄く平べったい形のボンボンショコラで口溶けがなめらかです。チャンチャマイヨのフルーティーな酸味がおいしい。生クリームのふくらみのある香りの中に、微かですが金木犀のあのフローラルな香りが鼻に抜けます。以前食べた、フランク・ケストナーのトーキョーも金木犀のチョコレートでしたが、それも微かだった印象。香りが飛びやすいのかもしれませんが、それよりも、今の私が花粉症で鼻の調子が万全じゃないのがいけなかったような。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆
その他:金木犀は微か

オルティ〈ジャン=シャルル・ロシュー〉です。商品説明によると「青々しいハーブ『セイヨウイラクサ』を使った新作ガナッシュ。ロシュー氏の別荘の庭で春に収穫し、オリーブオイルにつけて保存している」そうです。
サロン・デュ・ショコラ;ショコラな人々(15個入り) その3
ちょっと大きめのボンボンショコラ。コーティングのチョコレートはクリアな苦さとナッツの香り。セイヨウイラクサは別名ネトルとも呼ばれるミネラル分が豊富なハーブで、私は普段からブレンドハーブティーのベースとしてよく使っています。そんなことで、とても興味を持って頂きましたが、あまり青い香りを感じませんでした。これも、私の鼻の調子が悪くて感じ取れなかった可能性あり。それくらい微かなものということでもありますが。
総合点:☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆
その他:香り微か

クンバワ〈オリヴィエ・ヴィダル〉です。商品説明によると「別名『コブミカン』と呼ばれる柑橘類のクンバワの葉を入れ、食感を楽しめるようヘーゼルナッツのプラリネにライスパフを加えたノワール」だそうです。
サロン・デュ・ショコラ;ショコラな人々(15個入り) その3
コブミカンの爽やかな香りとヘーゼルナッツのまろやかな苦味の見事な組み合わせ。おいしい。プラリネに加えたライスパフの効果は抜群で、食感がサクサクとしています。
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:食感最高

クリオロ〈パティスリー・サダハル・アオキ・パリ〉です。商品説明によると「葉巻のような香りと優しい酸味。アオキ氏が惚れたカカオ、クリオ口種のガナッシュ。素材の美味しさをそのまま楽しんで」だそうです。
サロン・デュ・ショコラ;ショコラな人々(15個入り) その3
なめらかな口溶け。甘味の後にタバコのような力強い香りと柑橘を思わせる甘酸っぱさが続きます。すっきりとした苦味もおいしい。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆☆
風味:☆☆☆
その他:香りの力強さ、酸味の爽やかさ

シシュアン〈ダヴィド・カピィ〉です。商品説明によると「シシュアン風味&カカオ感強めのショコラ レのガナッシュ。後味がとっても爽やかなボンボンショコラ」だそうです。
サロン・デュ・ショコラ;ショコラな人々(15個入り) その3
抜群になめらかな口溶け。リキッドキャラメルのよう。バターのような芳香が広がり、後味に花山椒の清涼感。舌の奥にヒリヒリと刺激が残ります。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆☆
その他:華やかで刺激的

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お値段は9,180円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
値段:☆☆
その他:一個一個にショコラティエの顔がプリントされているだけあって、それぞれにこだわりを感じるアソートでした。作り手の意図をどれだけ受けとめられたか疑問ですが、食べていて楽しかったです。
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製品名:LES GENS DU CHOCOLAT ショコラな人々
種類別名称:チョコレート菓子
原材料:カカオマス、砂糖、ココアバター、全粉乳、バニラビーンズ、生クリーム、バター、転化糖、ぶどう糖、アーモンド、ヘーゼルナッツ、フルーツピューレ(バナナ、洋梨、グリオットチェリー、ゆず、砂糖)、牛乳、脱脂粉乳、セイヨウイラクサ、レモン果汁、マンダリンオレンジ果汁、オリーブ油、米、スピリッツ、ブランデー、セシュアンペッパー、食塩、とうもろこし、小麦粉、大豆麦芽エキス、こぶみかんの葉、ナツメグ、水あめ、ゆずパウダー、バジル、金木犀、寒天、ソルビトール、乳化剤(大豆由来)、香料、ゲル化剤(ペクチン、りんご由来)、酸味料、酸化防止剤(アスコルビン酸)、増粘剤(キサンタン)、安定剤(カラギーナン)、着色料(酸化チタン、赤40、青2、赤102、黄4)、(原材料の一部に卵を含む)
内容量:15個
原産国:フランス、日本
販売者:(株)センチュリートレーディングカンパニー
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[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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伊勢丹;セレクションボックス テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ その3

サロン・ドゥ・ショコラでセレクションボックスを買いました。テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ(TERRES DE CACAO / CRUS DE CHOCOLAT)です。

ショコラティエにもふたつの顔があります。アーティストとしての顔と職人としての顔。それと同じように、ひとつのカカオもボンボンショコラと、タブレットになったとき、ふたつの顔があります。彼らとカカオの二面性を知ることのできる貴重なひと箱です。

中には6種類のボンボンショコラと6種類のタブレットが入っています。それぞれが対になっている仕組みで、左端一列目上段のボンボンショコラと左から三列目の上段がオリヴィエ・ヴィダルのクリオロ、一列目中段と三列目中段がジャン=ポール・エヴァンのアイティ、一列目下段と三列目下段がクリスチャン・カンプリニのタンザニア、二列目上段と四列目上段がフレデリック・アヴェッカーのベトナム、二列目中段と四列目中段がジャン=シャルル・ロシューのマダガスカル、二列目下段と四列目下段がフィリップ・ベルのヴェップ(VEP)です。
伊勢丹;セレクションボックス テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ

クロオロ、アイティタンザニア、ベトナムに引き続き、マダガスカルとヴェップ(VEP)を紹介します。

マダガスカルはジャン=シャルル・ロシューの商品です。
ジャン=シャルル・ロシュー(JEAN-CHARLES ROCHOUX)氏は「ギーサヴォア」「ミッシェル・ショーダン」などの有名レストランでの経験を経て2004年に独立。パリ・サンジェルマンにお店を構えています。チョコレートを専用カルーセル(削り器)で薄く削って食べるチョコレートが大人気です。

マダガスカルのボンボンショコラは細長い形。八つの点で円が描かれています。商品説明によると「攻撃的ではなく、フローラルでまろやかな口当りが好みのロシュー氏。まろやかなバニラの香りとスパイシーな余韻が感じられ」るそうです。
セレクションボックス テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ マダガスカル
実にフローラルな香り。キャラメルのようなまろやかさとマンゴーのような華やかで甘酸っぱいフルーツの香り。ガナッシュが溶けた後、口の中にコーティングのチョコレートが僅かに残り、余韻を長く楽しむことができます。

マダガスカルのタブレットは細長い形。表面にブランド名が描かれています。商品説明によると「ピュアなオリジンカカオ。フローラルでやさしい口当り。酸が弱くスパイシーな感じ」だそうです。
セレクションボックス テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ マダガスカル
他のと比べて厚みがあり、鈍い音で割れます。フローラルな香りで酸味が穏やか。口当たりが優しくすっきりとした苦味です。癖が強くないので、いろんなものと組み合わせやすそう。

ヴェップ(VEP)はフィリップ・ベルの製品です。
フィリップ・ベル(Philippe BEL)氏は2004年にM.O.F.を取得。2006年に独立してリヨンとその郊外に店舗を構えました。2013年にはラボを新設しています。2012年にはC.C.C.で他13人のシェフと共に金賞を受賞されています。製品作りにはカカオ豆をから手を入れています。

ヴェップ(VEP)のボンボンショコラは長方形。八つの点で円が描かれています。商品説明によると「酸味よりも苦味のあるカカオを好むベル氏。独特のブランドで配合されたガナッシュはまろやかにカカオを感じられ」るそうです。セレクションボックス テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ ヴェップ(VEP)
他のと比べてやや大きめなのがうれしい。コーティングは薄め。チーズのような香りが鼻に立ち昇ってきます。ガナッシュが口の中を満たすとキャラメルのような香り、まろやかで全てを大きく包み込むようなミルクの味。酸味は後半に軽く感じられる程度です。最後すっきりとした苦味を長く楽しめます。

ヴェップ(VEP)のタブレットは正方形のキャレ。角度を変えて斜めにラインが入っています。商品説明によると「VEPとはヴェネズエラのV、エクアドルのE、ペルーのPの頭文字。中南米のカカオのブレンドの素敵なハーモニー」だそうです。
セレクションボックス テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ ヴェップ(VEP)
香りはさほど強くありませんが男性的。タバコの葉、バナナ、ナッツの香りがします。深い苦味。酸味は穏やかですが、最後に舌にピリっと刺激があります。落ち着いた味です。

お値段は6480円。
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:比較しながら食べるのって楽しい
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製品名:セレクションボックス テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ
種類別名称:チョコレート菓子
原材料:カカオマス、砂糖、ココアバター、生クリーム、バター、転化糖、バニラビーンズ、ショ糖、ぶどう糖、食塩、ソルビトール、乳化剤(大豆由来)
内容量:12個
原産国:フランス
販売元:(株)センチュリートレーディングカンパニーKC
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サロン・デュ・ショコラ2011 ジャン=シャルル・ロシュー トークショー&デモンストレーション

1月27日にジャン=シャルル・ロシュー(JEAN-CHARLES ROCHOUX)のトークショー&デモンストレーションがありました。タイトルは「カルーセル~回転木馬×ショコラ 楽しいアイディアとは?~」です。

ジャン=シャルル・ロシューは、フランスの三ツ星レストラン「ギィ・サヴォア」や「ミッシェル・ショーダン」で経験を積んだ後独立して、2004年にパリ6区にショップを構えました。ボンボンショコラ、タブレット、モールド(チョコレートの型)から手がけるムール(型チョコレート)など様々なタイプのチョコレートを作っています。

デモンストレーションとして、パリのお店で土曜日にだけ販売しているフレッシュフルーツを使ったタブレット・フェメール(tablette de fruit frais)の作り方を紹介してくださいました。今回使った果物はみかん、クーベルチュールはヴァローナのエクストラビター61%です。

生の果物を閉じこめてタブレットを作るなんて、他では聞いたことがありません。それもそのはず、日持ちしないので、消費期限は2日しかないそうです。金曜日にフルーツの選定を行い、翌日土曜日に販売するものを決めるということで、その時々で季節の果物を取り入れているそうです。

こちらが完成した、温州みかんのタブレット・フェメール(はかないタブレット)のひと欠けら。

みかんを剥いて白皮を取り除いただけの状態でチョコレートに封じ込められていますので、下手に食べると果汁が飛び散ります。会場のあちらこちらで「わわっ」と慌てる声が聞こえてきました。それくらいジューシーなチョコレートなのです。これは格好をつけて食べるチョコレートではありませんね。一口で食べるのが正解だと思って、口に放り込みました。
表面を覆うビターチョコレートのすっきりとした苦味を破って、温州みかんのやさしい酸味と甘さが果汁と共にあふれてきます。想像どおりと言えばそのとおりなのですが、パリッとしたチョコレートとフレッシュなフルーツの香りをいっぺんに楽しみたいのなら、舌の上でチョコレートが溶けるのを待つ余裕はありません。バリバリとチョコレートとフルーツを噛み砕き、むしゃむしゃ食べるチョコレートです。
これほどまでに瑞々しくそして果物を堪能できるチョコレートは他にありません。それにしても、ジューシーすぎる。面白いけど。

そして、今年のサロン・デュ・ショコラで最も人気だった商品と言っていいでしょう。カルーセルです。

シェフ自らクルクルとハンドルを回してチョコレートを削り、コポー(チョコレートの削り節)が次から次に出来上がります。きれいなコポーを作るためにはチョコレートを18度でキープするといいそうです。

手前がショコラ・のアール、奥がノアゼット・エピス(スパイス入りミルクチョコレート)のリフィル(交換用チョコレート)を使って作ったものです。それぞれ、とても薄く削ってあるので脆くて指では摘めません。口の中でも一瞬で溶けてしまいます。空気を孕んで非常に軽い食感になるので少々スパイスが強かろうがまろやかに感じました。ホームパーティーなどで活躍しそうな楽しさがありますね。

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