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ファブリス・ジロット;ソフトクリーム プレミアムチョコレート

友達との待ち合わせに東京駅をうろついていたら、東京ミタス(TOKTO Me+)でファブリス・ジロットのお店を見かけました。時間があまりなかったのだけれど、ソフトクリームなら食べられそう。生憎イートインスペースはないけれど、少し離れたところに数人が座れる場所があるし。

ファブリス・ジロット(FABRICE GILLOTTE)氏は26歳で当時史上最年少でのM.O.F.を取得。2010年にはC.C.C.の最高のショコラティエの一人に選出されました。日本には2011年に新宿伊勢丹に出店した後、東京駅、札幌、大阪と展開しています。

ソフトクリーム プレミアムチョコレート(SOFT ICE CREAM PREMIUM CHOCOLATE)です。
商品説明によると「マダガスカル産カカオの『クリオロ種』を原料とした最高級チョコを使用。カカオの芳醇な香りと濃厚な味わい」だそうです。なんでもヴァローナ社のマンジャリ(カカオ分64%)を使っているそうです。
ファブリス・ジロット;ソフトクリーム プレミアムチョコレート
まず、見本とたがわない大きさに驚きました。なんて正直者。これで360円って千代田区価格じゃないなと不安になりましたが、やはりフランスのショコラティエの重鎮、ファブリス・ジロットです。濃厚ですが、すっきりとしていてチョコレート感だっぷりのお味です。滑らかでとてもおいしい。チョコレートのソフトクリームはこうでなくちゃ。暖房でややのぼせた体に染み入りました。コーンもとても大きくて歯応えがあります。結局待ち合わせ時間までに食べきることが出来なかったのまで予想外でした。
お値段は359円。
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆☆
その他:良い意味で期待を裏切ります

サロン・デュ・ショコラ2011 ファブリス・ジロット トークショー&デモンストレーション

1月28日にファブリス・ジロット(Fabrice Gillotte)のトークショー&デモンストレーションがありました。タイトルは「アンスピラシオン ジャポン ~日本への想い そしてインスピレイション~」です。

ファブリス・ジロット氏は16歳からパティシエの修行をし、父の店を次いでM.O.F.を史上最年少の26歳で取得したショコラ界の重鎮です。

始終穏やかなトーンで話し続けるジロット氏。チョコレートについて真摯にそして情熱的に語る姿は、まさに職人。画家がキャンバスに自分のメッセージを描くように、ジロット氏はチョコレートを通して自分のメッセージを伝えたいと繰り返し述べていました。

日本への憧憬が深く、プライベートではご自宅に作った日本庭園をいじるのが楽しみだとか。最近、樹齢200年ものイチョウの古木を植樹したそうで、伊勢丹サロン・デュ・ショコラの新作「アンスピラシオン・ジャポン」もそれにちなんで、木の一生をテーマに取り入れたものとなっています。つまり、根を意味するショウガ、葉の抹茶、果実の柚子、そして、種の胡麻を使ったボンボンショコラが入ったアソートボックスです。さらに、胡麻については「ひらけゴマ」の呪文のように、このチョコレートを通して日本への新たな扉が開いてほしいという願いも込められていると言っていました。
ふむふむ、ファブリス・ジロットの公式サイトに日本語版が出来たのも何か関係していそうな感じですね。

そんなジロット氏のメッセージや願いが込められたアンスピラシオン・ジャポンから2種類のボンボンショコラが試食に出されました。

ミルクチョコレートの中心に大きな甘い丸。紛れもなく日の丸の旗を模したボンボンショコラです。そこに「抹茶」の文字。漢字が読める人ならば、間違えようのない分かりやすさです。
写真にすると、さらに文字の迫力に圧倒されます。それにしても、もう少しマシなフォントはなかったのでしょうかねぇ。

緑茶のガナッシュで緑茶のジュレを挟んだものをミルクチョコレートでコーティングしてあります。抹茶のチョコレートには緑色を生かすためホワイトチョコレートを使ったものが多いのですが、ジロット氏はカカオ本来の風味に欠ける「ホワイトチョコレートはそんなに好きではない」ということで、この抹茶のチョコレートにはミルクチョコレートが使われています。
抹茶の風味を生かしながら、チョコレートの味も上品に楽しめる味です。抹茶のジュレによる潤いのある質感がお茶のイメージともマッチして、抹茶物が苦手な私としては珍しくも、とてもおいしく感じました。

もう一つは胡麻。

エクアドル産のピュアチョコレートを使ったガナッシュで、キャラメリゼした白胡麻のプラリネをサンドしています。丸ごと加えられた胡麻がシャリシヤリと歯応えを与えます。プラリネの胡麻のローストは強めで、キャラメルのせいもあって苦味が強く感じられました。

アンスピラシオン・ジャポンは製品を買ってありますので、また別の機会にしっかりとレビューしたいと思います。