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パティシエ エス コヤマ;幸せのボタン~ Don’t lose it! ~

パティシエ エス コヤマ(PATISSIER eS KOYAMA)は兵庫県の三田にあるパティスリーです。C.C.C.で2014年、外国人部門優秀賞(Award étranger de l’Excellence)を受賞されたり、ここ数年出品作が「金のタブレット」を獲得し続けています。さらに、I.C.A.の世界大会でも数々の商品が金賞を獲る等して、海外でも高い評価を得ています。

またフェアトレードに取り組む姿勢も真摯で、エクアドル生産者との繋がりを守り続ける取り組みをしています。

フランスのオーガニックチョコレート専門メーカー「カオカ社」が取り扱うエクアドル産のフェアトレードのカカオと出会って以来、エスコヤマではその継続的な利用を目的とした商品を作り続けてきました。たとえば、大量にカカオを消費するボンボンショコラのコーティング用には、すべてエクアドル産のアリバナシオナルを使用。他にもチョコレートの消費量が減る夏季にも販売できる商品「ダニエルズカカオバウム」や、ホワイトチョコレートを用いた「幸せのボタン」など、1年を通じて多彩な展開を行っています。今回、この「幸せのボタン」のリニューアルを行った大きな理由のひとつは、時代の流れや人々の趣向の変化に商品を適応させ、長く存続させるためです。フェアトレード・ビジネス本来の意義に立ち戻るならば、大切なのはそのカカオや産地との関係性を継続させること。エスコヤマでは、これからも貴重なカカオを供給してくださるエクアドルの生産者の方々に対して、継続的なバックアップを行っていく考えです。

コヤマ氏にとっての大切なもの、なくしてはいけないものをボタンとして表現されたのが、この幸せのボタンシリーズです。

幸せのボタン~ Don’t lose it! ~です。パッケージは裁縫箱を模したような美しいデザインで大きなボタンが目を引きます。カカオポッドやホワイトチョコレート、南国の動植物、白と緑の波しぶきの素敵なイラストが描かれています。
パティシエ エス コヤマ;幸せのボタン~ Don't lose it! ~

一番外側の半透明のケースを外して箱を開いてみると、内側にもチョコレートとお茶にまつわるイラストが描かれています。こちらのパッケージのデザインは倉橋潤意匠室が担当されたそうです。
パティシエ エス コヤマ;幸せのボタン~ Don't lose it! ~

中には5種類のボタン型のチョコレート、上から順にほうじ茶、玉露、京番茶、玄米茶、抹茶です。そして、ケース左側には黄色いポケットの中にこれもボタン型の小冊子が入っています。商品説明によると「ホワイトチョコレートというピュアなフィルターを通すことで、5種類の日本のお茶の個性を描き出したチョコレート。今、世界で注目を集めるホワイトチョコレートを媒体として素材の味わいをより鮮明に表現する手法を用いて、日本独自のお茶の文化を表現しました。茶葉の色味をそのまま映した美しい緑のグラデーションを描くボタンには、それぞれのお茶が持つ馥郁とした香り、ほのかな苦味、深い旨みがたっぷり。1枚ずつゆっくりとお口の中で溶かしながら、それぞれのお茶の風味とホワイトチョコレートのミルキーな甘さの共演を堪能することができます。ベースとなるホワイトチョコレートの素材には、エクアドル産アリバナシオナルのカカオバター100%を用いたフェアトレード・アイテム」だそうです。
パティシエ エス コヤマ;幸せのボタン~ Don't lose it! ~

ほうじ茶はカーキ色のボタン型チョコレートです。商品説明によると「初秋の木の葉を思わせる淡い琥珀色が魅力的。深焙りの鹿児島産ほうじ茶が醸し出す馥郁とした香りと味わい」だそうです。
パティシエ エス コヤマ;幸せのボタン~ Don't lose it! ~ ほうじ茶
香ばしい香りが広がります。ホワイトチョコレートは口当りがなめらかで、舌の上ですぐ溶けます。お茶の苦味とほうじ茶特有の乾いた香りが甘いホワイトチョコレートと合わさって、実に優雅です。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆
甘味:☆☆☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:香りがとてもいい

玉露は濃い緑色をしたボタン型のチョコレートです。深緑色の粉が不均質に混ざっています。商品説明によると「京都・奈良・滋賀・三重の4つの産地で育まれた極上の玉露をブレンド。その深い緑の色のごとく、濃厚な旨みと苦味」だそうです。
パティシエ エス コヤマ;幸せのボタン~ Don't lose it! ~ 玉露
口に含むとすぐに玉露の青く乾いた香り。お茶のとても清々しい香りが素晴らしい。ほうじ茶ほどには甘さを感じません。奥歯にわずかに歯応え。抹茶の上品な渋みが口に長く残ります。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:抹茶の苦味がおいしい

京番茶はグレージュ色のボタン型チョコレートです。商品説明によると「京都老舗茶舗の銘茶の香りと味わいをそのまま表現。ミルキーな味わいの中から、深く個性的な燻香と渋み、キレの良い後味」だそうです。
パティシエ エス コヤマ;幸せのボタン~ Don't lose it! ~ 京番茶
なんて渋い味。京番茶の乾いた燻製の香りが口いっぱいに広がります。とても甘い。チョコレートが口の中になくなった後でも甘さが喉に残ります。余韻の香りまでもおいしい。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆
甘味:☆☆☆☆
風味:☆☆☆
その他:京番茶の香りを堪能

玄米茶は若草色のボタン型チョコレートです。商品説明によると「ホワイトチョコレートのミルキーな風味に、ほっこりと心なごむやさしい玄米茶の香り、玄米香煎の香ばしさが重なる癒しの味わい」だそうです。
パティシエ エス コヤマ;幸せのボタン~ Don't lose it! ~ 玄米茶
玄米のやわらかい香りを伴ってお茶の苦味がまろやかなホワイトチョコレートの甘味と一緒に広がります。奥歯に僅かに玄米の歯応えがあります。玄米の香ばしさとお茶の苦味のバランスが好ましい一品です。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆
甘味:☆☆☆☆
風味:☆☆☆
その他:味わいは、和菓子です

抹茶は薄緑色のボタン型チョコレートです。商品説明によると「お口の中で溶けてふわりと香る抹茶は、初摘みの茶葉の風味を損なわぬよう石臼引きで丁寧に仕上げた本場・京都の宇治産。美しい新緑の色味のごとく、清々しい味わいが広がる一品」だそうです。
パティシエ エス コヤマ;幸せのボタン~ Don't lose it! ~ 抹茶
やさしく青いお茶の香りが爽やかです。さっぱりとしたお茶の渋みはホワイトチョコレートで包まれて、うまみとなって楽しむことができます。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆☆☆
風味:☆☆☆
その他:甘いのに慣れてきたかも

お値段は1,728円。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:お裁縫道具入れにしよう
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製品名:幸せのボタン~ Don’t lose it! ~
種類別名称:チョコレート
原材料:砂糖、カカオバター、緑茶(玉露、抹茶、京番茶、ほうじ茶)、玄米、乳化剤(大豆由来)、香料
内容量:67.5g(15個)
販売者:(株)パティシエ エス コヤマ
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C.C.C. クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ(C.C.C.:Club des Croqueurs de Chocolat)とは

クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ(C.C.C.:Club des Croqueurs de Chocolat)はフランスのチョコレート愛好家のクラブです。日本語ではよくチョコレートをかじる人たちのクラブと訳されています。最近はフランス語の略セーセーセーで通じるようになってきました。
Club des Croqueurs de Chocolat
1981年に発足したチョコレート愛好家の集まりです。クラブの会員は150人に制限されていて、食の愛好家や評論家、各界の著名人等が含まれ、定期的に試食会が行われています。この試食会はC.C.C.ガイドブック掲載の賞の審査とは別に行われるものです。

C.C.C.ガイドブックに掲載される各賞の審査対象は応募作品に限定されます。ですから、誰からも最高級のショコラティエとして知られているブランドであっても応募していなければ受賞することはありません。それでも、フランスのショコラティエの評価を知りたい時にはとても参考になります。受賞結果は、パリで開催されるサロン・デュ・ショコラで発表されます。

C.C.C.の賞は色々ありますが、中でも「欠かすことのできないショコラティエ」のリストに名前が載るのは、ショコラティエとして名誉なことだと思います。毎年、超一流の方々がずらりと並びます。

2015年版の欠かすことのできないショコラティエ(LES INCONTOURNABLES DU CHOCOLAT 2015)のリストは以下のとおりです(順不同)。